事業内容 Works

• 配水管布設工事

  浄水場でろ過された水を建物へ供給するための配管工事です。新しく造る公道に新設する他、古くなった管を取り替えます。近年では、鋳鉄製や樹脂製の耐震管に取り替える工事が主です。

  

  ① 仮設水道管布設

  布設替え工事の際、断水にならないようにするためです。
  新しい管が使えるようになったら撤去します。

  

  ② 平板撤去

  歩道に敷いてある平板です。また元に戻すので1枚1枚丁寧に取り除きます。
  アスファルトの場合もあります。

  

  ③ 既設管撤去

  掘削し古い管を撤去します。
  仮設水道を設けてあるため水は流れていません。

  

  ④ 新設管布設

  こちらは鋳鉄製の耐震管です。
  直径150mmで5m/本(約140kg)あります。

  

  ⑤ 配管接続−①

  規定の工法により管を何本も繋げていきます。
  まずは管口を清掃します。

  

  ⑥ 配管接続−②

  工具を使い人力で繋げていきます。

  

  ⑦ 埋戻し

  陥没しないように規定の厚さごとに締め固めます
  

  

  ⑧ 平板撤去

  最初に撤去した平板を元通りにします。
  

• 下水道管布設工事

  建物からの排水を下水処理場へ排出するための配管工事です。新しく造る公道に新設する他、宅地造成内の道路にも布設します。水道管を一緒に布設する事もあります。

  

  ① 掘削

  機械で掘削した後、人力で均します。
  機械を操作するには資格を習得します。

  

  ② 丁張

  高さを管理するための基準を作ります。

  

  ③ 管布設

  自然勾配をつけるために高さを見ながら管を布設します。
  主にビニール管で、こちらは直径約200mmで4m/本(約40kg)あります。

  

  ④ 割込人孔（桝設置）

  既設の下水道管へ合流させるために桝を設置します。
  既設管の上に桝を被せた状態です。

  

  ⑤ インバート（溝切り）

  桝の中です。既設管を切断し、コンクリートの底部に溝を切り仕上げます。
  新しく布設した管が右側から合流しています。

  

  ⑥ 埋戻し

  陥没しないよう規定の厚さごとに締固めます。

  

  ⑦ 埋戻し完了

  公道で見かけるマンホール蓋です。後に舗装復旧して完了です。

  

  ⑧ 舗装

  真っ直ぐ奥へのびているのが新しく造った道路です。
  手前に見えるマンホール蓋の箇所まで配管を布設しました。

• 給排水設備工事

  住宅や店舗、工場など、建物の水回りの配管工事です。便器や洗面器、蛇口、給湯器などの器具も設置します。新築や改修の他、建物取り壊しの際の撤去工事もあります。

  

  ① スリーブ入れ

  建物の基礎を造る際に、あらかじめ配管貫通部を確保します。

  

  ② 建物の外回り－1

  排水管です。自然勾配をつけ、主管へ合流する箇所などには桝を設置します。

  

  ③ 建物の外回り－2

  給水管です。耐震のため真っ直ぐではなく縦横に振って建物内へ導入します。

  

  ④ 建物の中－1

  床下配管です。高さが無い狭い場所で作業する事もあります。

  

  ⑤ 建物の中－2

  小便器設置予定箇所。壁の中に隠れてしまう配管です。
  漏水が無いよう確実に施工します。

  

  ⑥ 建物の中－3

  同じく壁の中。冬に凍らないよう保温材を巻きます。

  

  ⑦建物の中－4

  建築の内装工事完了後、小便器と手すりを設置します。給水管も排水管も一切みえませんね･･･
  しかし、配管があるからこそ使用できるのです。

• 取付管工事

  公道に布設してある上下水道管から建物の敷地へ給排水管を取り出す工事です。排水は主に配管径150mmですが、給水は建物の規模により13mm~100mm程度まで様々です。

  

  ① 下水道取付管－1

  既設の本管に穴を開けます。
  こちらは住宅2件分の工事のため同じ物を2箇所施工します。

  

  ② 下水道取付管－2

  分岐用の部材を取り付けます。

  

  ③ 下水道取付管－3

  分岐用部材に管を接続し、U字溝下部を通して宅地内まで配管します。
  皆さんのお宅で使用した水がココを介して処理場へ流れていきます。

  

  ④ 下水道取付管－4

  規定の厚さ毎に締固めます。下水道管が埋まっている事を示すシートを敷きます。

  

  ⑤ 給水取付管－1

  同じ穴で給水管の取付管も布設します。今回は下水道管の400mm程上になります。

  

  ⑥ 給水取付管－2

  引き続き規定の厚さ毎に締固めます。
  給水管が埋まっている事を示すシートを敷きます。

  

  ⑦ 仮復旧

  仮の舗装を打ちます。
  数か月、自然転圧した後に本復旧を行い完了です。

  

  ⑧ 宅内側完了

  水道メーターのBOXを設置、下水道取付管の位置を示す杭を設置して完了です。

• 空調換気設備工事

  住宅や店舗、工場など、建物の空調換気工事です。
  エアコンや換気扇、厨房の排気フード設置、床暖房工事などです。新築や改修の他、撤去工事もあります。

  

  換気①

  飲食店の厨房に排気フードを設置します。
  真ん中の、ひょっとこの口みたいな丸いものはエアコンの吹出口です。

  

  換気②

  排気フードに吸われた空気は、天井内のダクトを通って外へ排出されます。
  今回は屋根上へ排出しました。

  

  換気③

  天井内の様子です。銀色のものがダクトです。この写真は閑散としていますが、エアコンや換気ファン、各々のダクトが入り組んだ状態になります。
  ちなみに水色は給水、ピンク色は給湯です。この他にも電気や通信などの線も混在します。

  

  エアコン①

  市内の小学校に天吊り型の室内機を100台程設置しました。

  

  エアコン②

  窓の一部をアルミパネルに替え、配管と配線を貫通させます。

  

  エアコン③

  室内機と対となる室外機を設置します。配管と配線を繋げます。

  

  エアコン④

  室内機からの配管と室外機からの配管の接続箇所です。

  

  エアコン⑤

  溶接機を使用して銅管のロウ付けを行います。
  接合部外周にロウが回らないと接合不良となりフロンガスが漏れてしまいます(汗)

  

  エアコン⑥

  ドレン(排水)が発生する為、配管をし雨水縦樋へ放流します。

  

  エアコン⑦

  冷媒配管に漏れが無いか、所定の圧を24時間かけて確認します。

  

  エアコン⑧

  24時間後、圧が下がっていないのでOKです。
  最後に配管を樹脂製のカバーで覆って完了です。

• 浄化槽設置工事

  公共下水道が整備されていない地域に浄化槽を設置する工事です。平成28年に長野県の工事業者登録を行い、更に実績を積んでいます。近年は住宅が主なので5人槽~10人槽です。

  

  ① 着工前

  ここに浄化槽を設置します。

  

  ② 掘削

  所定の大きさに掘削し、周りの土が崩れないよう土留めを設置します。

  

  ③ 底版-1

  浄化槽本体を乗せるコンクリート基礎を造ります。
  まずは型枠を設置し、鉄筋を組みます。支柱も4本造ります。

  

  ④ 底版-2

  コンクリートを流し込んだ後の所定期間に適切な温湿度を保ち養生することにより品質の良いコンクリート基礎ができます。

  

  ⑤ 浄化槽設置

  本体はFRP製です。機械で吊りながら底版コンクリートの上へ設置します。
  支柱の鉄筋に塩ビパイプを被せます。後にコンクリートを流し込みます。

  

  ⑥ 埋戻し

  浄化槽の周りを砂で埋戻し、点検口を嵩上げします。

  

  ⑦ 頂版-1

  上にもコンクリート基礎を造ります。
  底版同様、型枠を設置して鉄筋を組みます。

  

  ⑧ 頂版-2

  底版同様、所定期間養生した後型枠を外します。
  支柱となる塩ビパイプへもコンクリートを流し込みました。

  

  ⑨ 完成

  頂版コンクリートの周りを埋め戻して完成です。
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  労働者派遣事業
  (浄水場運転管理業務)

  浄水場の運転管理・保守・点検を行う仕事です。水量・水圧・水質などに異常がないかを確認し、安全な水の供給を行っています。